レーシングカートの部屋

ここでは管理人きんと一緒に走っている先輩やお友達、どんな所でどんな事してるかを紹介したいと思います。


このカートは、青柳自販の青柳さんが前に乗っていたもの。
新型を買ったので「安く買ってくれないか・・・」との申し入れを、頑なに拒み続けて2〜3ヶ月。
安く売るよ⇒あげるよ⇒頼むから持っていってくれとなってから貰ってきました。(笑)

だって、今以上に趣味が増えると・・・どれもこれも中途半端で(今も十分に中途半端なんですが・・・)先立つものも
もちろん無かったし。先輩達を見ているとパーツ代やら何やらでかなりお金も掛かるみたいだし。置き場所も
バイク・AE85が有るのでもうこれ以上は置く事が出来なかったし・・・。

レーシングカートというのはフレーム(シャシ)が有って、それに好きなエンジンやシート・タイヤ関係を付けて初めて
走れる様になるんですが、貰えたのはエンジン無しの状態。
そこから部品集めです(かなり先輩任せでしたが・・・)。先輩から安く中古エンジンを譲ってもらい、他の人から
中古ホイール・タイヤ等を貰う・・・・。いつもの通り、貰い物がメインです。 
m(_ _)m

とりあえず走れるようにしてもらって(←この辺があまりやる気の無い感じ)最初の内はカート独特の押し掛け
スタートを行いますが、上手く出来ません。3回に1回走り出せれば良い方でしょうか?押し掛け失敗ばかりでプラグが
かぶって、その度にカートスタンド取りに行ってガラガラ戻ってきてプラグ替えて・・・。カートに乗って走ってる距離より
スタンドに載せて引きずっている距離の方が長かったのでは???という位。

押し掛け(BYシゲポン)押し掛けとは、ダイレクト(クラッチ無し)カート独特のエンジン
始動方法。カートの横からリヤタイヤを持ち上げ、前方に
押しながらリヤタイヤを地面に押し付ける、と同時に前方に強く
押していきある程度エンジンが掛かりだしたらシート後方に有る
スロットルをあおりながらカートに飛び乗る!!

感じは伝わるでしょうか?一瞬の内にやる事が多いんですよね。

通常自動車だとクラッチやミッションでタイヤとエンジンを空回り
させてスターター(モーター)でエンジンを回し、始動しますが
レーシングカートにはクラッチやミッションが有りません。
エンジンの発生する回転力をチェーンで直接リヤシャフトに
伝えています。

その為、カートが止まっている時はエンジンも止まっている時。
走っている時はエンジンも回っている時となります。

この画像は会社の後輩『シゲポン』ですが、この後エンジンの掛かったカートに飛び乗る瞬間、何を思ったか
回転しているリヤタイヤに足を載せてしまい、ズッコケながら加速していくカートに引きずられて、はるか
彼方のコース脇の山に乗り上げて止まりました。残念な事に画像を残す事に失敗してしまい、皆様にはお見せ
出来ませんがと〜っても危険です!!山が無かったらどうなっていたんだろう・・・?  (((p(>o<)q)))

これは押し掛け成功で飛び
乗ったとこです。
右手でスロットルを開けながら
シートに座り、足をペダルに
乗せて・・・。

本当に忙しいんですよ。
広〜い所ならまだしも大体
ピットロードなんてゴチャゴチャ
してるから左手ではしっかり
ステアリング握ってなくちゃ
いけないし・・・。

これでコースイン出来ると、タイヤを暖めて(レーシングスリックなので暖めないと全く喰い付きません)走行開始です。


え〜〜っと、わたくし完全になめてました。色々F1の登竜門とか、フォーミュラーだとか・・・。
所詮遊園地で子供の頃から親しんだゴーカートのちょっと豪華版だべ・・・?

全く違いました・・・。レンタルカートには乗った事も有り、遊園地のとはちょっと違うなぁとか思っていましたが、
レーシングカートは全く別の乗り物です。

エンジンも空冷ながら100ccもあり、かなり力が有ります。ストレートなどあっという間に終了でコーナーが迫って来ます。
2サイクルなので振動ももの凄く、右のわき(腕?)の後ろに物凄いエンジンの熱を感じます。
サスペンションも一切無い為、路面の段差も体直撃です。見た目にはほとんど分からないような路面の段差も
乗り越えるとドカンと衝撃が来ます。ステアリングやエンジンの反応・その他全てに遊びというものが有りません。

スリックタイヤ一番スゴイのがコーナーリング中の横G・・・。見た目はレンタル
カートの物と変わらないタイヤなのですが全く別物です。
まぁ新品のグリップは味わった事が無いのですが、中古でも
溶けると半端じゃありません。

走り終わってピットインして停めておくと、
地面にタイヤが貼り付いて
持ち上げようとしても持ち上がらず、『バリッ』と剥がれてくる
感じになります。

そんなにグリップするタイヤなのでとにかくスゴイ、今まで生きて
きた中で味わった事の無いGを味わう事が出来ますが、その分
当然ながら体に負担が掛かります。

横G全開の状態でゼブラゾーンなんかに乗り上げた時には・・・
シートに押し付けられたわき腹のアバラ骨が普通に折れます。
そのためのプロテクタも売ってますが、そんなの買う余裕は
無いし・・・。

一度は思いっきりゼブラに乗り上げ、体の中から「ヴォキッ・・・」という聞いた事の無い音が聞こえ、その直後から
わき腹に激痛が走り、その日の走行が出来なくなったりしました。その後1〜2ヶ月は痛みが引かず、大変な思いを
しました。

白糸スピードランド

白糸スピードランド2


 
















あとはこの視線の低さからくる『スピード感』です。視線の高さは7〜80センチでしょうか??
カートにはもちろんメーターなんか付いてませんが(真剣にやる人は各情報が表示されるメーターを付けてますが)
ストレートエンドでは100キロ近いスピードになってるみたいです。体感速度は完全に倍以上ですね。これは味わって
みない事には全く分からないと思います。

というか、私自身が
『何言ってんだよ、大げさな・・・。 (≧∇≦)
と思っていたのに・・・バカでした。今までどんな車やバイクに乗って『のぞみ500系』程の速度でも、怖い事は有っても
ビビル事は無かった管理人きんがメチャメチャ怖く、ビビリまくりでした・・・。



接近戦んで、この接近戦です。先輩の手伝いで秋が瀬のレースに
行ったりすると、平気で進入でオカマ掘ってます。

おかしいって絶対!!立ち上がりも前のカートのバンパーと
くっついたままだったり・・・。

秋が瀬最終コーナー








カートレースの場合、エンジン一緒、タイヤ一緒、重量制限
有りとほとんどイコールコンディションで行うレースの為、
タイム差=腕の差になってしまうからでしょうか??






とてもじゃ有りませんが、私には無理です。
っていうか、その前に重量が有り過ぎてハンデが・・・。

この秋が瀬サーキットで、先輩達がヤマハエンジン、
私がPRDエンジンで(パワーはヤマハ<PRD)やっと
抜かれない位・・・の寂しいバトルになります。

車重7〜80キロのとこに体重差が30キロじゃ・・・。
言い訳ですけど・・・。だからって痩せませんけど・・・。
イコールコンディションでも勝てないでしょうけど・・・。
メチャメチャ悔しい〜〜っ!!

ローリングスタート前レース前の緊張の一瞬です。1台のカートに二人ずつ
居るのは、押し掛けを完全にする為です。お手伝いさんが
本人が押している後ろから手伝って押します。

これも後ろからくるカートに轢かれないようにしないと
いけないので結構怖いモンです。




後片付け










走行が終わると、各部清掃が始まります・・・。
これが苦手なんですよね。管理人きん、面倒くさくて・・・。

まめな男、マメ夫の先輩はサクサクっとバラして残った
ガソリンを使ってさっさと洗い始めます。私はウダウダして
先輩が終わったところで手伝ってもらいます・・・。
ダメな男、ダメ夫です。
マメ夫さん、すっかりクソガキ共にたかられてます・・・。手伝ってるつもりなのか、邪魔なだけなのに。 (^O^)

トランポそれが終わるとフレームからエンジンやタイヤを取り外し、
トランポに積み込みです。

と言っても普通のワゴン車にパイプを組んだ棚や、
私なんかは床に直に毛布をひいた上に積んでいますが・・・。



まぁカートに関しては、そんなに真剣になれないっていうか
楽しく乗れれば良いかな・・・というスタンスです。
レースに出るつもりも無いし、掛けるお金も無いし。

なのでタイヤ等消耗品は先輩達のお古、ケミカル類は
お得意の『ちょっと貸して!』(もちろん返すつもりなんて
ある訳有りません) (*^▽^*)







他には秋が瀬サーキットやAPG(オートパラダイス)御殿場にはレンタルカートも有るので、
会社の連中を誘ってレンタルカートで模擬レースなんかもやっています。

レンタルカートピットアウト!













エンジンは4サイクル210cc。タイヤがレンタル用のロングライフタイヤなのでグリップ力が低いですが、
その低いグリップを最大限活用して走る事が出来れば、かなりの速さで走る事が出来ます。

ピットアウト!!バトル!若干ですが、車によって
当たり外れがある様です。

まあそれもどの車を選ぶか
ですでにレースが始まって
いると思えば・・・。

APGのとくとくプランを
使わせてもらえば、表彰式
トロフィーやシャンパンまで
用意してもらえます。

結構面白いですよ?
仲の良い仲間同士で
シャンパンファイトバンザーイグイグイ競い合って、最後に
表彰式までやってトロフィー
貰って。

まぁその時間は貸切になる
ので私たちレーシングカート
の連中は待ちぼうけに
なります。

知り合いが走っている分には
楽しいけど、他の人たちから
するとハッキリ言って邪魔
なんだろうなぁ。


でも最近は一緒に行ってたミニバイクの人が走行中に大怪我をするという事件が起こってしまい、
全然カートには行ってません。AE85の修理も色々有ったし・・・。保管場所の細野石材店の作業場にほったらかしで
今でも壁にぶら下がっているんでしょうか?見ても居ないなぁ・・・。盗まれてたりして。

 

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