平成26年11月8日 エビススーパー耐久6時間





昨年に引き続き、『エビスサーキット スーパー耐久レース エクストララウンド 6時間』に『みなさんのおかげ&青柳自販レビン』チームとして参戦して来ました。

今回の準備は昨年の一番の問題点『○んこ色のホイール』の塗り替えがメインでした。(爆)
ま、そのついでに何故かイマイチ評判の悪いボディカラーもイメージチェンジです。

イメチェン1イメチェン2




















作業はいつもの「後輩君」の『インチキガレージVer,2』で実施。Ver,2になって少し使いやすくなってます。

インチキガレージイメチェン3




















取り付けは「きんのがき2号」と実施。受験生のはずなんですけど大丈夫なのか・・・???

あらよ~っと作業完了~



















なぜ??それ以外にも何故か抜くたびに真っ黒になって抜けてくる
ミッションオイル・・・。

走行会1回走っただけって、走行距離にして何キロなんだ???

なんだこりゃ??














しかもドレンボルトには何かが一杯付いてるし・・・。
何なんだ?こりゃ??

ありゃりゃ・・・そんで仕方なくミッション下ろしてみるとこんな事になってる訳ですよ。

インプットシャフトのローラーベアリングのローラが半分くらいに
なっちゃってますよ・・・。しかも縦になっちゃてるのまでいるし・・・。

なので、インプットシャフトはガッタガタです。この状態で良く
走ってたよな~って感じです。


う~ん







そんな状態だったとは思えないほど中身はキレイでした。
ま、良く見ると下の方にはヘドロみたいになったミッションオイルが
デロ~ンとなったりしてますが・・・。

左側からご紹介させていただきますと、4速・3速・2速・1速、壁を挟んで
リバース・5速でございます・・・。
見ると分かりますが、3速のシンクロだけキラキラしてますが、こいつは
前回開けた時に交換していました。

そんでギヤ本体も以前シンクロがダメになってゴリゴリとシフトしてた時に
ダメになっちゃったので交換してありました。(他のギヤと色が違いますね)

んで、今回はトチ狂った「後輩君」が購入してきた3速と4速の間のギヤ比になる『通称3.5速』を導入する事に!!

これは今までのノーマルミッション・ファイナルの場合、1⇨2⇨3⇨4とシフトアップしていくと3~4速の間が大きく開いている為一瞬パワーバンドから外れて
しまうのを、3⇨3.5⇨4とシフトする事でパワーバンドを維持できるというスグレモノなんです。
純正の5速の位置に差し替えで入れる為に、シフトパターンが少し複雑になってしまうのがたまにキズなのですが効果を考えるとスグレモノです。

新兵器!3.5速!!これはメインシャフトなのですが、反対側のカウンターギヤももちろん
3.5速用に交換して有ります。

作業としては下ろしたミッションを分解して、某オークションにて
仕入れた中古ミッションから使える部品をドナーとして
ニコイチミッションを作る計画でした。

が、届いたミッションを点検してみるとどう見ても今までのミッションより
ちゃんとしていそうです。

なので作戦を一部変更して、仕入れたミッションをメインに使用して、
ダメなとこが有れば今までのミッションからドナーにする事に・・・。

ニコイチ中~





メインシャフトを2本並べて新品を購入してあったシンクロは交換して
見た目にキレイそうだったハブスリーブだけ以前のミッションから摘出して
移植。

んで、組みつけ直してまだ届いて無かった3.5速の組み込みを「後輩君」に
任せておきました。

完全に出来上がった段階で『インチキガレージVer,2』に取りに行き「後輩君」と
一緒にサクサクっと載せました。もう慣れたもんでやり始めればすぐに完了です。

この状態で調子が良くなったかどうかの試運転の為にFSWショートサーキットの
走行会に参加。

H26018.JPG - 114,737BYTES結果は何故かイマイチでした・・・。


せっかく新品のシンクロを組んだのに3速の入りが
良くない・・・。

全く入らない訳ではなく、2速で引っ張ってシフトした時に
少し待ってから入れる感じ・・・ですかね?

それを無理やり押し込んだりすると『ガリッ!』
と、豪快なギヤ鳴りも出る始末。

高回転まで引っ張った時以外はスコスコ入るんです。
高回転まで回した時が問題!
って事は、レース中は常に問題って事だ。(泣)

しかも今回からTRDのクイックシフトがダメでシフト
しずらいのかも???との事で、ノーマルのシフトレバーに
換えて来ていたのですが、どうやらそいつは関係
無いらしい・・・。
それにしても相変わらずふざけた走り方で・・・。
両手離してカメラ目線でワシャワシャと手を振ってます。
バンパーも白になる前ですな。

結局・・・その結果から、『ま、入らない訳じゃ無いし大事にシフトすれば
良いんじゃん?』と、いつも通りのお気楽な感じでいましたが、
ステッカーなんかも貼り終えて落ち着くと
やっぱり気になり出しました。

しかも部品は予備のミッションが有るので作業するだけです。
『ええ~いっ!!』
と、今回2回目の1人でミッション下ろしです。(泣)

なんせブログにも書きましたが、
「みなさんのおかげ&青柳自販レビンチーム」には
『破壊魔』が居ますので・・・。

かなり慣れた作業になっちまったので、『さ、始めますか・・・』
から約1時間でここまで出来ちゃいます。
もちろん普通の住宅街には有り得ないエアツールを駆使して
の作業だから・・・というのも有りますが。

ちなみにフロントのタイヤに載せる作戦はウマ(リジットラック)を
フレームに掛けても出来るのですが、下に潜っての作業が
しづらいのと、ミッションを外してお腹の上に下ろす時にジャマに
なる事が多いからです。ちょっと危ないんですけどね・・・。

メインシャフト3速ギヤ





















そんで、『インチキガレージVer,2』に持ち込んでまたまたバラシていきます。シンクロ変えても改善されなかったという事は・・・
3速ギヤのコーン部(シンクロが当たる部分)の摩耗も有るのか・・・と考え(なんせ某オークションにて仕入れたミッションなので素性分からず)、
ドナーから3速ギヤを摘出して移植作業です。どうせならと思い予備で持ってた新品シンクロにもう一度交換し、再度組み付けました。

お手伝い1号2号今回は載せるときに「イシヤ」と「後輩君」が手伝いに来て
くれたので、仕方なく(?)「きん」は現場監督です。

なんせ下廻りは狭いので2人以上潜ってもジャマですから。

ま、今回はクラッチを外してないので
『スコ~ン』
と、ミッションは簡単に載っかります。
ここで、後日大変な事になるとは知らずに原因
となる作業をしました。

「みなさんの85」はコーナーでの片寄りも考え、
各オイル類を少し多めに入れています。
デフオイルも同じく標準量より多めに入れています。

が、その影響か前側からデフオイルがすこ~し漏れて来て
いたんです。なのでオイルシールを交換しようと
コンパニオンフランジのナットと共に仕入れていたのでした。


が、インパクトでフルパワー掛けても何をやってもナットが緩まなかった為『そんな一杯漏れて無いし・・・ま、いっか~??』と簡単に諦めていたのでした。
そんなこんなで結局いつも通り本番にて走ってみないと調子が分からないというぶっつけ本番になってしまうのでした。
それ以外にも、これは未だにどうかと思っているのですが
フロント部分のウィンカーをLED化・・・。ネタとして・・・。

良く見えないのですがバンパー部分だけではなくサイドも
交換してあります。もちろん自作です。

サイド部分は前からよりも後ろ方向から見た時に良く見える
ように発光部分を後ろ向きにセットしてあります。

これはね~、時代的にどうかと・・・。
今までもやろうと思えば出来たのですがやって
いませんでした。

ビッカビカ



ほんでいつもの様にワックスでビカビカに仕上げます。

何故か分かりませんが、昨シーズンの大雪の時にボンネット上のステッカーが
少し剥がれてしまったんです。全体的に少しずつ。
冷えてカチカチになったとこに雪の重みが掛かったり・・・とかなんですかね??

ちなみに今回のタイヤはフロントが08年式?某オークションにて仕入れた
RE55SのSR2の新品。
リヤに至っては昨年のレースで使ったRE11SのRHコンパウンド。
山が多い方の2本を内外組み替えて残溝の多い方を外側に組んでおきました。

そしてブレーキパッドも昨年のレースで使ったPFC(パフォーマンスフリクション)
のカーボンメタリックパッド。

http://kin7.web.fc2.com/h25ebisu.html

詳しくはこちらで見て頂きたいのですが、折れたパッドは油圧プレスを使って反対に押し戻し、形を整えて再使用してやりました。(爆)

ざんね~んな感じんで、これが以前『インチキガレージ』の
入り口で下廻りをぶつけて突き上げて割れて
しまったタコ足のフランジ部分。

「後輩君」の付き合いのあるバイク屋(?)に
お願いして今回も直してもらいました。

が、こういうマフラー関係の修理って
補修する材料の材質が違うからなのか
何度も同じ所が割れるんですよね・・・。

今回の修理もいつまでもつのやら・・・。

それ以外にもこのタコ足、4⇒2⇒1の集合
なのですが、集合部分は差し込み&スプリング
で振動などに対応しています。
このスプリングがやはり振動などで折れて
居なくなるんですよね・・・。

今回も一本居なくなっていたので
持っていたレーシングカート用のマフラーの
スプリングを加工して短くして取り付けして
おきました。




エントリーリストピット位置



















相変わらずギリギリにならないと来ない『レース受理書』と共に、今回のレースでのエントリーリストとピット割り当て表なんかが入っています。
39台のエントリーで、ピットはゼッケン48の方達と一緒に使用する形です。昨年は10番ピットに1チームだけだったので気楽だったんですけどね~。

それにしても、この時点で申告したゼッケン(連番以外は自分で申告したもの)が使えないって言われたとしたらメチャメチャ焦ると思うんですけどね・・・。

今年の準備は中古品が多かったのと、やろうとしていた昨年『破壊魔』が破壊したクォーターパネルの修理を諦めたので何だか余裕が有りました。
そしていつも通りに前日深夜出発で北関東道経由でいつもの遠征です。
朝いちばん!そして指定のピットに乗り込みます。

相変わらず勝利には執着していないので前側のピットは
ご一緒したチームの方達に譲って「みなさんのおかげ」チームは
裏側を使用。

レース進行にはピットインのロスタイムなんかまで考えると
前側の方が有利なんですが、そんなにガツガツして
競っても楽しめ無いしね・・・。

しかも裏側用に最初からテントとか用意してるし。(笑)

みんなの足(見学とか遊び)として原チャリも2台用意していたので
広いスペースがあった方が便利だったしね。

ただ、この後のブリーフィングで発覚したのですが
今年から裏のパドックはピットが有るチームはレース中には使用
しないでとの事・・・。
昨年までは上の画像の通り、パドック側のピットも通路を通って
入って来られたのですが、今年からは49~54までの青空ピットの
チームだけしか入らないで・・・との事でした。


準備準備!そんなこととは知らずに朝の気持ちの良い天気とそこそこ暖かい
気温の中、これからの楽しい展開に期待してニヤニヤした
「後輩君」が同じくニヤニヤした顔の「イシヤ」と準備を
進めていました。

磨いてビッカビカになってる屋根にガムテ-プで計測器を
張り付けている所です。

この計測器でコントロールタワー前のラインを通過する度に
自動的にタイム計測&ラップ計測が出来るスグレモノです。
そのデータを基に順位を決定しているんです。

後ろでは当チームの『破壊魔』が今年は何を破壊して
やろうかと作戦を考えている所です・・・。(爆)




偽善者?偽善者?2






















んで、これが『一生懸命働くアピール』中の「キシくん」です。(爆)
今回も行き帰りの自家用車の運転やら、色々手伝ってくれたんですよ。来年からもよろしくお願い致しますよ~。夜の宴会部も頑張って貰わないとね。

良い時代の光景~タイムスケジュール通りにフリー走行&予選が
始まりました。
「みなさんのおかげ&青柳自販レビン」チームは
まずは3速の入りを確認しながら「後輩君」から走行を
開始しました。

3周走ってすぐにピットイン。「きん」に交代して
走行を続けます。
何故か全く喰い付かないリヤタイヤにビックリです。

しばらく走行を続けますが、何をやってもリヤタイヤが
ダメな感じです。ここで1コーナ立ち上がりで「きん」の
レース人生(と言ってもそんな立派なもんじゃないが)で
初めての経験となるスピンしてコースアウトを体験!!

どんなもんかと色々試しながら2速までエンブレを掛けて
軽くアクセル踏んで立ち上がろうとした瞬間、一瞬で
コントロール不能領域まで・・・。内側に巻き込み
結構な高さのグラベルに飛び出しました。
内側はセーフティゾーンが狭い為、飛び出した時に
コンクリート壁に右リヤを激突!!

途中からはコースに戻る為にアクセルを踏み込んで
何とか戻ってきた様な感じでした。

めっちゃブルーになりながら何とかクルマを走らせていると、次の周回でもS字で結構なハーフスピン・・・。なんとか立て直してコースアウトは免れましたが
完全に戦意消失です。っていうか、こんなクルマの状態で命を掛けてまで走る気がしません。

エビススーパー耐久2014 「きん」ぶつける!?



ピットに戻ってとりあえず出来るタイヤエアの調整を行い、「イシヤ」にチェンジ。
「イシヤ」も何とかズルズルするリヤタイヤに苦戦しながらも予選を走り切りました。結果は39台中17位。ま、真ん中より上だったのでヨシとしましょう。

キッついな~んで、ピットに戻ってきた「みなさんの85」を決勝レースに向けて準備します。
とりあえず燃料を補充して満タンに。

6時間フルに走るには3~4回の給油が必要です。スタート前に満タンにして
なるべく給油のタイムロスを減らします。チームによっては車を斜めにして
無理やりガソリンを詰め込んでいるところも居ました。
そこまでやっても大して変わらんだろうと思いながら見てましたが。

H26034.JPG - 130,524BYTES













それ以外にも、ふと下を見てみるとなんか『汁』が垂れてます・・・。

どうやら以前から漏れてるエンジンオイルの漏れが激しくなっているみたい
です。
漏れている場所はオイルクーラーの配管の途中、サーモスタッドに入る
配管のつなぎ目のようです。
「後輩君」がとりあえずの増し締めして何とかならないかと試行錯誤中です。

グリッド位置そんなこんなでグリッド整列の時間です。いつも通り(?)一度も乗っていない
「げ~は~」にスタートを任せます。

位置としては中間より前の位置なので見通しは良いとこでした。

ま、この位置になかなか来ない「げ~は~」にみんなイライラしてたんです
けどね。17番手だと伝えてあったのに後ろの方でウダウダしてたみたいです。

増し締め~













スタート前に最後のチェックで「ガキ2号」にトルクレンチで増し締めを
して貰っています。

なんせ今回塗ったホイール、ナットの座面まで塗っていた為に予選が終わって
工具をあててみたら、ひどい所だと45度位締まりました・・・。塗料が間に
入ると緩んじゃうんですよね…。危ないとこでした。

記念撮影~かみさんに言われてドライバー4人で『使用前』の記念撮影。
っていうか、「キシクン」も写ってますが・・・。

「げ~は~」に至っては緊張でそれどころでは有りません。(笑)

くい~ん!














前方ではレースクイーンが手前の看板で『START 30sec前』なんていう
のを掲示してます。向こう向きの写真しか撮れませんでしたが・・・。

H26039.JPG - 146,974BYTES


スタート直前です。と、いっても今年はローリングスタート前に2周の
ウォーミングアップランがあり、その後フォーメーションラップを1周すると
いう3周後のスタートでした。















そのウォーミングアップランが始まりました。今回は登り坂じゃないので
「げ~は~」でも発進は問題ありませんでした。(爆)

んで、この画像はピントがあまいのでは無く、手前のレースクイーンにあってる
ので正解です。(笑)


6時間スタ~ト~





















トップの車両がコントロールラインを通過したところでタワーから日章旗が振られて『6時間耐久レース』のスタートです。

そんなに良いタイムは出ていませんでしたが、それなりのタイムで順調に「げ~は~」はラップを重ねます。
相変わらずの『ノープラン』でスタートしている為、「さ、ドライバーチェンジはどうすんべ??」となり、会議の結果スタートから35分でピットインのサイン
を掲示。ピットインしてドライバーチェンジしてピットアウトすれば40分後くらいにはなんべ・・・?との事で、ピットレーンでサインボードを出してくれている
「ガキ1号」「ガキ2号」に『85 そろそろピットイン!!』を出すように指示。

が、ピットレーンでは何故か大騒ぎに・・・。どうしたのか尋ねてみると『85が戻って来ない・・・』との事・・・。

H26043.JPG - 130,703BYTESオフィシャルのクルマに牽引されて戻ってきた「げ~は~」いわくデフが
壊れた・・・との事。

最終コーナーの所で停まっていると場内放送が有ったので、原チャリ2台で
様子を見に行くと、すでに「げ~は~」は脱出して85だけ放置されている
状態でした。

煙を吹いている様子もなく、何がなんだか分からない状態でした。

モザイク不足・・・











結局停まっている所が危険な場所だったのでセーフティーカーが入って車両
回収になりました。牽引されてくる様子を見ているとなんかガタガタいってます。
ピット手前の下り坂の所まで牽引してもらって下廻りを覗くと大変な事に
なってました。デフからオイルがドボドボ出ています。しかも前側から・・・。

のんきな「後輩君」

なんでそんな事になっているのか分かりませんでしたが、とにかくこの後の
予定が・・・。

「イシヤ」と「きん」で『温泉行って、リンゴ狩りか・・・?』
とか言ってるなか、「後輩君」だけは車を持ち上げて下廻りに潜り込んで何か
やってます。

よくよく確認してみると、準備の段階で緩まなくて諦めたコンパニオンフランジ
のナットが緩んでコンパニオンフランジが外れてました・・・。
という事は、ナットが外れたピニオンは中で遊んでしまったという事。

点検してみるとピニオンのスプラインの先端部分はゴリゴリに削れてしまって
いました。もちろん反対側のコンパニオンフランジも削れてしまっています。
ピニオンやその相手のリングギアに至ってはどうなっていることやら見当も
付きません。

が、先日の準備の時に仕入れていたオイルシールやナットも新品を持っています。とりあえず帰りにトラックに載せなくてはいけないので組み付け作業の開始です。

まずは粉々にちぎれてしまったオイルシールを交換し、削れてしまったスプラインを合わせて力技でぶっ叩いて入れます。ナットを締めつけてオイルの入って
いない状態で手で回してみます。変な音などは聞こえて来ないのでとりあえず作業を進め、プロペラシャフトを結合。エンジンを始動して回してみます。
特に変な音は聞こえてきません。
こりゃ~ひょっとして行けるのか??と、期待で胸を膨らませながら何故か「石材店号」に積んであったミッションオイルをクルマの右側を
持ち上げた状態でアクスルを抜いてホーシングの端っこから流し込んでやります。
コース上ですぐにダメになってもイケナイと思い、「きん」がパドックからトンネルを抜けて試運転に行ってみると、特におかしな音もなくいつもの様に走行
出来そうな感じです。

この時点ですでに車両回収から2時間ほど経過してしまっていました。残りは3時間半。とりあえず「みなさんの85」はコースに戻っても何とか走れそうな感じ。
結果は残せないでしょうが、応援の「イシモ○さん」や昨年に続いて来てくれた「ボーズ」なんかも来たばっかり。コース上を走ってる姿を見ていませんでした。
上画像では修理がほぼ作業が完成して喜んでふざけたポーズをとってる「後輩君」が・・・。後で先輩である「きん」が作業してるっていうのに。
「後輩君」PART1
「後輩君」PART2
























なので今回の驚きの復活劇、功労者である「後輩君」が2番目のドライバーとしてコースイン。時間としてはスタートから3時間経過後位での出来事でした。
さっきまでピットでドッカンドッカン作業してたクルマが元気よくコース上を走っています。応援組も遠くまで来て危なく見れない所だったので良かったです。

その後も無事に走り続け、「後輩君」から「イシヤ」にドライバチェンジ。ただ、最初から喰い付かなかったリヤタイヤはいくら走行を重ねても変化無いとの事。

赤旗中断~順調に周回を重ねる「みなさんの85」でしたが、ピットレーンにいた
「ガキ1・2号」と「後輩君」が何か言ってます。何かと思い、見に行って
みるとストレートを元気に走って行く「みなさんの85」・・・良く見ると
ボンネットが左側半分持ち上がってます・・・。

最近ボンピンが調子悪く、走行中に外れてしまう事が有ったんです。
なので調整して押し付けるようにしてたのにダメだったみたいです。

慌ててピットインのボードを掲示してピットインを待ちます。両側が外れて
しまえば走行風でバックドロップです・・・。

なんとかピットまで戻って来てくれたので簡易的にタイラップで固定し
降りようとしている「イシヤ」をそのまま押し戻し、強引にピットアウトさせ
ます。

赤旗中断~2






が、そのアウトラップで某有名ショップのトップ(?)を走ってたクルマが
最終コーナー手前の高速コーナーでオイルを噴きました。後続のクルマが
そのオイルにのって高速コースアウト&多重クラッシュという非常事態が発生
しました。

コース上は赤旗でレース中断。

コースアウト講習会







「みなさんの85」はと言うと、最終コーナー手前で前方の白煙を視認、
次の瞬間にはオイルにのって一瞬でスピン&コースアウト。
グラベルに飛び出して埋まり、走行不能になっていたとの事でした・・・。

ピットで待っていても全然戻って来ない「イシヤ」にチームのみんなは
散々ドキドキしていましたが、だいぶ遅れて戻ってきた「イシヤ」を見て
無事なのを確認出来てホッとしたのでした。

ピット裏のパドックに戻ってきた「みなさんの85」も汚れてはいるものの
何とか無事っぽいので、中断後にリヤタイヤを交換する事にして
レース再開を待っていました。

その間にもうるさいチーム(多分原因になったチームの関係者)が
勘違いして作業をしているチームを指さしながらオフィシャルの方に対し『作業しているチームが有るじゃねえか!!しっかりしろよ!!!』
と、食って掛かっていました。まあ作業しているチームも悪いとは思いますが、それはそれでペナルティを受ければ良いわけで・・・。後でオフィシャルの方と
話したところこのレースが開催されて以来、多重クラッシュでの赤旗中断なんて2回目の事でオフィシャルも大慌てになっていた所なんですよね。

しかも原因となったチームは車両回収されて戻って来てからしっかり作業して再スタート時には上位の方で走り始めてましたよね??

看板しょって走っている有名なショップがやる事じゃ無いと思いますが・・・?
他の参加者達からも「原因作っておいて知らん振りで復活かよ?」と、かなりのヒンシュクをかっていましたよ・・・。

別に大きな賞金が有るわけでも無い、『ただの草レース』という事を良く考えて頂きたいものです。

エビススーパー耐久2014 「イシヤ」大変な事に・・・




休憩~その間、「みなさんのおかげ&青柳自販レビン」チームはというと
「イシヤ」の『コースアウト講習会(?)』なんかも無事に終わり、
テーブルを囲んでのんきに昼飯タイムです。

今回は後から来る「イシ○トさん」なんかの見学組から
「なんか差し入れしようか~?」との申し出に、「えっ?こんな所で?」
っていう物をお願いしておきました。(笑)

ま、大した物では無く
『お寿司』でしたが・・・。


モザイク不良









また、時間つぶしのために急きょ行われる事になった『大抽選会』に行ってみたり。
「ボーズ」&「イシモ○さん」はレースクイーンに会いに行っただけでしたが・・・。

商品は「福島産お米5キロ」と食糧難の「きん」一家にはたまらない商品でした。
一部の方々には例の問題で人気が無くなっている福島産ですが、「きん」は
気にしてません。

なんせ、関東の福島から反対側の山奥に有る「後輩君」のインチキガレージの
雨水を貯めておくタンクから高濃度の
例のヤツなんかが検出されるんです
から、はっきりいってどこの物も変わりませんよ・・・。

○免許
それ以外にも「ガキ2号」が熱望してた初体験!!

サーキット内は公道では無い(閉鎖された私有地)為、免許が無くとも
問題は無いので合法的に乗せてやる事が出来ます。
「ガキ1号」には『みなさんの85に乗せろ』と言われていましたが中々
チャンスが無くて乗せられていません。

だってレース前にクラッチ焼かれても困るし・・・、ね。

ねこ












エビスサーキットというのは元々『東北サファリパーク』の敷地内に有ります。
どうやら今の支配人が継いだ時にクルマ好きが高じて敷地内にサーキットを
作ったのが始まりのよう・・・。

なので入り口ゲートを入ってすぐは動物園なんです。

「ガキ2号」と「ガキ1号」&「きん」が二人乗りで動物園まで旅に行ったりしてました。
他の動物園のお客さんからかなり変な目で見られてましたが・・・。


そんなこんなで・・・そんなこんなで遊んでいるとコース清掃とオイル処理も済んだようで
レースが再開されました。1時間半近く中断していたのですが、
グリッドに再度順位順に整列してローリングスタートで再開です。

「みなさんのおかげレーシング」はズルズルのリヤタイヤを交換してから
再スタートしたい為ピットで再スタートを待ち、その後作業をして
「きん」に交代してピットアウトです。

タカヤマR














こちらの画像は「なめんなよ脱法高齢者高山R86」チームのAE86です。
相変わらず勝手に画像を掲載していますので問題が有りましたら連絡下さい・・・。
こちらのチームの方とはクルマの作りなんかで少しお話をさせて頂きました。
お互いに古いクルマなので大事に頑張りましょうね~。
と言っても、うちのクルマと違ってチャンとした作りをされてましたが・・・。

う~ん、美しい?








































せっかく「ガキ2号」がキレイに撮ってくれたので大きく載せておきますね。(笑)
今回は85,86の参加は3台。以前に比べれば「みなさんのおかげレーシング」1台なんて時も有ったので多い方でした。それでも昭和の車両は見ても
ほとんど居ませんね…。なので昨年は
『昭和の車で頑張ったで賞』だったんですから・・・。

そこのけライトON!「げ~は~」が30分、作業が120分、少し走って赤旗中断が90分だったので
結局「きん」が1時間ちょっとのゴールまで走らせてもらいました。

ゴール間際になるとペースを落とす車両や疲れて後ろを見ないで走っている
クルマなんかも居るので結構怖い思いをします。一度なんかはストレートで
速いクルマが来たのでウィンカーを出して譲ったのに、譲ってる方から捲って
きて接触寸前!!なんて事も有りました。

感動の??












んで、感動のゴールの瞬間です・・・。
イヤイヤ、まったく写ってねえし。

まぁ今回のレースは色んな事が起きて結果は残せませんでしたが、完走出来た
だけでも満足の内容だったと思います。

「後輩君」が頑張った3.5速が効いてラップタイムも上がってたし、タイヤがもうちょっとちゃんとしてればもう少し行けてたのかな~って感じでした。
また、最終結果を見直してみても順調に走れていればひとケタ台には入れるのかな~って感じがしました。競技にタラレバは通用しませんけどね。(笑)

記念撮影~レース終了後、ワサワサと荷物を積み込み恒例の
集合写真をその辺を歩いてた人を捕まえて撮って
もらいました。

が、なんでピットの屋根が全部写って足が切れてんの?
普通クルマも写るように撮ってくれるんじゃ・・・?
写真撮るの嫌だったのかな~・・・。

お約束通り
悪意の有るモザイク
なってますが。
この後はいつもの様に危険な作業で「石材店号」に
積み込み、本日の宿目指して移動開始です。

今回は少し離れた郡山に宿を予約して、夕食は
近くにあるバイキングレストランという変則的な
内容にしていました。

なぜなら「げ~は~」が次の日の仕事の為に帰宅する
事になってたから。しかも新幹線で・・・。
色々調べた結果、郡山からなら3時間ちょっとで
8000円位で帰れるんです。

死ぬほど眠い思いして車で帰るよりものんびり
座って新幹線で帰った方が安いし早い・・・。
って、「きん」もその方が良いなぁ~。

どうしても我慢できなくて『岳温泉』だけは寄ってメッチャ熱いお湯に浸かってから行きましたけどね。



バイキング~!汚いおっさん連H26065.JPG - 77,967BYTES電池切れ・・・












何度行ってもメチャメチャ熱くて、健康を考えたら入らない方が良いのでは無いか??と思える『岳温泉』に浸かった後、一時間ほど走って郡山市の
食べ放題のバイキングレストランで反省会&お疲れ会を実施。
後から来た応援組と「げ~は~」はこの後帰るのでアルコールは無し。「イシヤ」と「キシクン」だけが飲み放題も付けて浴びてました。(笑)

が、昨日から運転したり良く働いてくれていた(アピール??)「キシクン」は一瞬で
沈没・・・。「イシモ○さん」は「ガキ1号」がデザートのチョコレートで皿に
書いた似顔絵にご満悦・・・アホだ。

食べ放題は1480円で内容も十分。アルコール飲み放題もそれに880円を足せば良いのでかなりお得な感じでした。散々ネットで調べたかいが有りました。
お腹一杯になったら「げ~は~」を郡山駅まで送って本日の宿へ。宿はあくまでもバイキングレストランありきで調べた所なので安く素泊まり出来る所でした。

「ガキ2号」味勝手ど~ん製作中~「きん」の味勝手ど~ん「ガキ1号」の味勝手ど~ん















翌日は牛丼屋で朝定食を食べた後、初体験になる磐越自動車道でいわきを目指し海沿いの常磐自動車道へ。
向かうは道の駅に昇格した『日立おさかなセンター』。お昼ご飯に『味勝手丼(みがってどん)』を体験。

こちらは館内の魚屋さんで購入した好きな海鮮を別に購入する白飯&味噌汁に勝手に乗せて海鮮丼が作れるっていう物。1人で小皿にのってる海鮮を色々
買うと結構なお値段になります・・・。「きん」は家族で大きなパックを仕入れ、それを分け合ったのでそこそこの内容の物が出来ました。
ま、美味しいっていうよりも楽しいって感じですかね。

んで、そこからは都内(首都高)を抜けて直で帰宅。夕方早めに無事に戻って来られました。

タイヤ~んで、後日いつもの様に一人寂しくおかたづけです。

汚れたタイヤを外して転がし用に降格した13インチ
のホイールと交換します。

調子に乗ってホイールも白く塗ってしまった為、
掃除も大変です。でも熱で変色すると思っていた塗面は
キレイなままでした。
走行直後は触れない位熱くなるんですよ。ホイールって。

もちろんタイヤの発熱も有るんでしょうが、
大きなのはブレーキの熱が伝わってくる分だと
思われます。

今回使用したのはフロントにRE55Sの長期保管を
していた物を某オクにて安価で購入した物。
この55Sは以前使った時にもイマイチだった
んですよね~。

リヤに至っては昨年の耐久レースで6時間しっかり
走った後の中古品・・・。
「みなさんの85」は足廻りが今どきのクルマに比べると
良くないのでかなりの偏摩耗を起こすんです。
右回りが多いコースの為に左側2本が摩耗が激しく
なり、外側の偏摩耗が進むんです。なので内側・外側&
位置を組み替えて使用しています。
フロントタイヤリヤタイヤVER,1リヤタイヤVER,2














左からフロントタイヤ、リヤタイヤ1、リヤタイヤ2です。見比べると分かりやすいのですが、フロントタイヤも左側の摩耗がかなりひどい状態です。ちなみに
今回は半分しか走行していないのにこの状態です。なので6時間フルに走行する場合は本来回転方向の指定が有るタイヤなんですが、途中で左右を付け替えて
使用する必要があるんです。しかもこのRE55Sは回転方向以外にも左右非対称のタイヤの為、内外側の指定も有る為とても使いづらいタイヤです・・・。

丸印の所は多分高速でコースアウトした時だと思うのですが、思いっきりフラットスポット(異常摩耗)が出来てしまっています。

リヤタイヤは1のタイヤが全く喰い付かなかったダメタイヤです。多分ですが、熱の入れ方が悪くて溶けなかったのがいけないんでしょうね~。タイヤの表面が
2の方より滑らかになっちゃってますよね。泥が付いてるのはコースアウトしてすぐに交換したせいなんですが、後から使った2と見比べると普通のラジアルタイヤ
みたいになってます・・・。

溝の残りだけで言えば1の方が多い方を組み付けたんです。しかも1も2も同時期に購入して同じ距離走って同じ場所で保管して同じ時に使ったんですけどね~。
難しいもんです。グリップは間違いなく2の方が上に感じました。

サビサビ~1サビサビリヤ




















ブレーキは相変わらずのサビサビ状態です。フロントはキャリパーの錆びもヒドイですね~。超高熱から長期間の放置までかなり過酷な状況を繰り返して
ますからねぇ~。そろそろシールキットの交換もしなくちゃいけないだろうし、それよりもローターが完全に終わってますね。ヒビだらけのまま再使用してますから。
フロントパッドリヤパッドリヤパッド2













フロントパッドは残り4ミリ程度。最初は6ミリ程度有ったので予定通り走り切ればちょうど無くなったんでしょうね~。

リヤパッドは8ミリ程度有ったのが驚きの7ミリ程度かな??ほとんど減っていませんでした。
って事は、
もう一回一軍ですな。3枚目の上側、油圧プレス使って直した折れてしまったパッド・・・全く問題有りませんでした。(爆)
下側の問題無かった方も何故か割れてるし・・・。(泣)

右フェンダー今回は『破壊魔』はおとなしかったのに、「きん」がボディを壊しました・・・。
コースアウトした際にハンドルを大きく切っていた為にタイヤが当たって
フェンダーが割れてしまったようです。

確かにハンドルを大きく切った状態でこのクルマの固いサスペンションが縮む
ような事って中々有り得ませんからね。

リヤバンパー












驚きのキズ・・・こちらはコースアウトした後に壁に
激突したキズ・・・。

クルマの動きや音からは想像も
つかない様な軽傷で済んでました。

走行中はもっとヒドイ状態を想像
してたんですけどね。助かりました。

が、良く見てみると実はこんな所にも傷が付いてました。今までは無かったキズなので今回だと思われ・・・。

って事は、壁にぶつかった際にはクルマがここまで傾いてたって事です。
動画で見ると分かるのですが、確かに結構な角度に傾いてぶつかってます。

ああ・・・転ばなくて良かった・・・。

動画もひたすら車載で撮っていたので4時間半位有ります。
近日中に編集してアップしたいと思うのですが・・・なかなか面倒クサイんですよね~。



現在、ダメになったデフの修理を兼ねてファイナルの変更を企んでます。
また先送りになっているクォーターパネルのブリスターフェンダーの取り付け&塗装や壊してしまったリヤスポ&
右フェンダーの修理を行って、春には試運転をしたいな~って感じです。




動画の編集など色々とやりたい事は有るのですが、今まで使ってた無料ソフトの『ホームページマネージャー』、起動時や終了時にエラーが出続けるし、
Win7以降には対応もしていなかったし、しょっちゅう固まるのでとうとう有料ソフトを購入しました。とりあえずそいつの操作に慣れなくちゃ・・・。

編集が出来次第で更新するつもりではおります・・・。





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